子どもの入院セットをつくろう


目次

ママと子どもの入院セットを作ろう
置き場所は誰でもわかるところに
バッグは専用のものを
身の回りの品
細かいグッズ
洗顔セット(ママ)



ママと子どもの入院セットを作ろう

子どもの入院は突然です。
夜、いきなり高熱が出る。
引きつけを起こす。
予期せぬ怪我をする。
そんなとき、前もって準備をしておかないと、本当に大変です。
独り身の入院とは訳が違います。
入院道具を用意したくても、子どもを病院に残してママがあれこれしている時間はない…。
どうしよう…!
そんな困ったことになってしまう前に!
入院に備えて、ママと子どもの入院セットを作りましょう。
どこかのCMのコメントじゃないですが、なにも、入院準備をしたからって、入院するわけじゃないですものね…!
ほら、出産前につくった、入院セットみたいなものです。
でも、出産入院セットと、ママと子どもの入院セットでは、やはり用意する内容が全然違ってきます。


置き場所は誰でもわかるところに


入院セットは、わかりやすい場所に置いておきましょう。

入院セットを作っておいたとしても、それを家から持ってくるのはママとは限りません。
我が子と入院している場合、他の誰か(ダンナ、実母、義母など)に、入院セットを取りに行って貰うことがあると思います。
その時に、「入院セットがどこにあるかわからない!」状態ではダメですよね。
しかも、病院は携帯電話が使用禁止であることが多いです。
取りに行った誰かが、セットの置き場所が見つからなくて、ママと連絡を取りたくても携帯が通じない、なんて最悪な事態になることも…!

夫や実母など、前もって「○○に入院セットがあるからね」と教えて、実際に見せておく!※実際に見せる、というのがコツかも)
大きめの紙に「入院セット」と書いて、テープで貼っておく

そういったことも必要だと思います。


バッグは専用のものを

一カ所に固めて置いておいたり、ダンボールやプラケースの箱に入れておくのはちょっとまって。
すぐに持って行けることが大事。なので、入院セット専用のバッグを作りましょう。

私はスポーツバッグです。 (ドラムバッグタイプ)
入れるものの量によって、バッグの大きさを変えることが出来て便利。
ここに、入院グッズが入っているとわかるように、ラベルを付けておきましょう。


こんな感じのグッズが入っています。(タオルなど、写っていないものも多少あります)


身の回りの品


わたしのルームウェア+下着(一日分)
夜寝るときに。
お子さんの入院に付きそうママは、その服装に悩むかたも多いと思います。
だいたい付き添いのママさん達は、昼間はジーンズとカットソーなどのラフな服装がおおかったかなぁ。
夜間は割とジャージ・もしくはスウェットのママが多かったと記憶しています。
夜になっても、病棟内で他人(付き添いのパパさんとか)に出会うことが多いです。
寝るときくらいリラックスした服装をしたいですが、寝るときも、あまりパジャマっぽくない方がいいかもしれません。
子どものパジャマ+パンツ2枚(一日分)
紙おむつの子は紙おむつを一日分用意。
子どものパジャマはワンサイズ大きめを準備して入れておく。入院グッズとして使わなければ、ちょうど着られるサイズになったころに、普段使いパジャマとしておうちで着ましょう。そして、また、1サイズ上のパジャマを入院グッズ用に準備。要するに、来年用の服を入院グッズ用にしようというわけです。
そうすれば無駄な服がでませんよね!



フェイスタオル
バスタオル
バスタオルをベッドシーツ代わりにすると便利。(嘔吐などでよく汚れます)
防水シーツを使うと便利。



ティッシュとウエットティッシュ。
常備品ですよね。
後から買っても良いですが、初めからあると便利。
ウエットティッシュは、軽い汚れ、子どもの手を拭いたりするのに重宝。(なかなかこまめに手洗い場に行くことが出来ないことがあるため) 



レジ袋
ゴミを入れるのに役立ちます。 鼻をかんだり、こぼしたものを拭いたり、結構ゴミがでるんですよね。少し体が元気になって折り紙やちょっとした工作なんてし出したらゴミだらけ!
S管
S管をベッドの淵にひっかけ、そこにレジ袋を掛けます。 意外と便利なんですよー。
大きめの紙袋
着た服など、汚れ物入れて、持って帰って貰ったりするのに使います。
小さなバッグ
ここに小銭入れ、ある程度の貴重品を入れて、常に持って歩き回ります。



おむつ
一日分を用意。点滴をする場合、かなり尿の量が増える場合があります。
おねしょシーツ
おねしょや、飲食物をこぼすことも。

そうそう。水分は沢山取らなきゃいけない。でも小さい子だとコップからこぼしちゃうことも。
倒れても大丈夫なコップもあるので、便利です。


テクセルジャパン ビタット・マグ (Bitatto Mug) クリア

ちいさめ膝掛け
冬など特に便利。子どもが起きあがっている場合にも、肩に掛けてあげたり出来ます。ママ自身にも使えます。
ママの生理用品
これ、意外と忘れがち。一日分は用意しておきましょう 院内のコンビニは夜には閉まってしまうことが多いです。そうすると生理用品を外に買いに行くのは大変ですものね。
特に、普段は布ナプキンを使っているママはちょっと注意。



各種コップ
お湯を注げるマグカップ(スープや、粉末みそ汁、インスタントコーヒーを飲むため)
インスタントコーヒー(小さなもの)
歯磨き用コップ
歯ブラシ+歯磨き粉
取り分け用のお皿(ご飯を食べるとき、子どもが使ったり、自分が使ったり…)



上記の取り分け用のお皿
4つのお皿と、蓋に分けることが出来ます。キャンプ用品なのかな?



ママサンダルと子どもサンダル
ママは何かと動かなくてはいけません。楽なサンダルがいいと思います。
歩ける子どもになると、いちいち「ちゃんとした」靴を履かせるのは大変。サンダルを一つ用意しておくと良いかも。子どもサンダルは、2サイズくらい大きいものを用意しておいて、もし入院グッズとして使わなければ、ちょうど良いサイズになったぐらいに、普段履きサンダルとして使用。そして、また2サイズほど大きめを入院グッズ用に…。

また、入院用の書類に印鑑がいることもありますのでお忘れ無く。


細かいグッズ


細々としたグッズをまとめて入れておきましょう。



・メモ帳(先生からの指示や、子どもの様子をメモ)
・ボールペン
・セロテープ
・はさみ(意外と役に立つ。工作したり、新品の何かを開封したり)
・懐中電灯(消灯後に、バッグの中の何かを探すときに)
・小さな時計 。以外と病室に時計がないところも多い。
・小さなピンチハンガー(ちょっとした洗い物を干す)
・洗濯用の石鹸。まぁ、コインランドリーに併設されて売っていることも多いです。
・歯ブラシ歯磨き粉
・スプーン、箸、フォーク。子どもが使えるものも用意。
・小銭入れ(大きな財布は邪魔ですし、盗難の危険が…)
・ピンチ(ゴミ袋を止めたり、メモを挟んだり)
・マスク(ママ用。風邪を貰わないように)
・二股コンセント(電源確保用。うちは病室内でゲーム機などを使用したりしたので…)
・イヤホン(テレビ用)

特に大事なのが「携帯電話の充電」。ケーブルだけでなく、電源プラグのほうもお忘れ無く。夫や親と連絡が付かなくなると致命的です。もしかしたら「病院のコンセントは使えません」と言われるかも。そういうときのために、「別売バッテリー」があると便利です。地震などの緊急時にも使えますよ。


これらの細かいグッズなどの置き場って、以外と困ります。入院を体験したことのあるかたならわかると思います。
今は、「病院のベッドの柵に付けられるバッグ」があります。両サイドにある「わっか」を柵に通すのです。
自宅にベビーベッドがあるかたは、ベビーベッドに付けるのもいいですね。


入院 生活 快適 ベッドサイド 小物 収納 ポーチ 片づくん 8780-01


洗顔セット(ママ用)


こんなボックスに入れています。
まぁ、普通のスキンケアセットなどが入っています。



中でも役に立ったのがこれ。

小さな容器にいれた手洗い石鹸。
病院には色んな菌がいます。手洗いはしょっちゅうしたい。ちいさな容器を買ってきて、液体石鹸を詰めました。
ハンドクリーム
手を良く洗うので、肌が荒れます。
汗拭きシート
なかなかお風呂に入ることができません。これで清潔に。


便利グッズ(子ども用)


体がしんどいと、子どもはいつも以上にぐずります。
ちいさなおもちゃを用意しておくと便利かも。
手先の器用なお子さんだと、折り紙の本があってもよいかと思います。
その際、その子の好きなキャラクターの折れる折り紙教本、かわいいお店やさんごっこが出来る折り紙教本など、折った後も、ママと一緒に遊べるものを作れる本があればいいですよね。

※お勧め。こういう折り紙で「ごっこ遊び」が出来るのが大変便利。場所も取らないしね。折った後も遊べるし、何より折り紙自体は安い!! 入院先の病院の売店でも売っている場合もありますしねー。


きったりはったり おりがみでおみせやさん!



・ちょっとしたおやつ
・我が子が好きなふりかけ。食欲が無いときも、キャラクターもののふりかけなら喜ぶかも。
・レトルト幼児カレー
・小さなスプーン
・ママのコーヒー用のクリーム などなど…。


テレカと保険証
病院内では携帯は使えない場合も。テレカが活躍。今時持っている人も少ないかも。前もって買っておかないと、結構困ります。
保険証のコピーもとりあえず入れておこう。 本物の保険証は、別の場所にきちんと保管してね。

以上で、なおっぺからのママと子どもの入院グッズ紹介は終わりです。参考になれば!


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