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マイコプラズマ肺炎:発症体験談 
マイコプラズマ肺炎:入院体験談
子どもの入院事前準備をしよう
(写真付き実録)
      マイコプラズマ肺炎は、ウイルスより大きく細菌より小さい病原体です。 
普通の病原菌とは、すこーし変わっているようです。
      特徴は、しつこい咳と発熱。 
      うちは、41℃の熱が出ました。 
      そして、咳が2週間以上続いたと思います。 
      
      あとね。 
      これは、その子によって違うのかもしれませんが、マイコプラズマになると、かなり「息」が臭くなります。 
      なんというか、タマネギが腐ったような臭い…。 
      喉の炎症部位が膿んでいるのかも。 
      うちは2回目にマイコプラズマになったときも同じにおいがしました。 
      そして、友人の子がかかったときも、「うちもすっごく口が臭くなった友人談)」と言っていました。 
      
      細菌による肺炎は細気管支や肺胞という、吸った空気の通り道を中心に炎症が起っていますが、マイコプラズマによる肺炎は間質といって、細気管支や肺胞の外の部分に主として炎症が起っているそうです。
      
      
      ですから、胸の音を聴診器で聞いても、肺炎特有のプツプツという泡がはじけるような音が聞こえにくいので、発見が遅れることがあるようです。 
      
      しかし、時間が経ってくると、炎症が細気管支や肺胞の中に広がってきて、肺炎特有の音が聴診で聞こえるようになってきます。 
      
      細菌性肺炎は小さいこどもがかかるほど重症になりますが、マイコプラズマの場合、不思議なことに、乳幼児はかかっても肺炎にならずにカゼで終わることが多く、
      年長児の方が肺炎になりやすいといわれています。 
      ですので、この病気に2回以上かかった時の方が、初めてかかるときよりも肺炎にになりやすいということらしいです。 
      
      この病気は、飛沫感染でうつるそうです。 
      うちは、多分、親戚の子経由です。 
      でも、わたしや、ダンナはかかりませんでした。 
      (あれほど、べったり長男とくっついて看病していたのに) 
      重症化するのは、やはり子供が多いようです。 
      
      マイコプラズマは、ほかにふつうのカゼ、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、胸膜炎などあらゆる気道の感染を引き起こすそうです。 
      まれに、髄膜炎、脳炎、腎炎、溶血性貧血などの重症となることもあります。 
      
      この病気になったからといって、必ずしも入院と言うわけではありません。 
      激しい咳はありますが、熱がないこともあり、ふつうに生活して、時には学校に行っている場合もあります。 
      
      食欲があって、薬がきっちりとのめる場合は、内服の抗生剤(エリスロシン、リカマイシン、クラリス、ジスロマックなど)だけで治ることがあります。 
      このジスロマックというお薬がちょっと厄介。なんといっても「苦い!!」のです。ですので、小さい子どもさんに飲ませるのはちょっと大変かもしれません。
つぎはマイコプラズマ肺炎のお薬について書いてみます。
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